朝から点滴。
それから座薬。カンチョーですね。
トイレで看護婦さんに、「よっ」と入れてもらいました。
座薬なんて入れるの、記憶にある限りは初めてです。
あぁ、腸内洗浄ってこんな感じかしら、と思ったり。


何も食べられず、飲めず。
朝イチで手術をしてる人の次、ということで順番待ち。
14時20分より手術と決定。
トイレにもう一度行き、術中のエコノミー症候群防止ということで
むくみ防止ストッキングを着用。


看護婦さんと、ふつーに歩いてエレベーターに乗って
てくてく手術室に行く。
手術室は人がわんさといる。
女の子たち(お医者さんなんだろうけど)がわらわら来て
「だいじょーぶですよぉ」「がんばりましょぉね」と女子校の雰囲気。
大学病院で、各先生たちのチームがあって、とにかく人が多い。
学生なんかもいるんだろうなぁ。


自分でどっこらしょっと手術台に乗り、麻酔の説明をもう一度受ける。
マスクをつけられ「呼吸をしてみてください」といわれる。
「あれーちょっと緊張気味の呼吸かな?」
あーん?あったりまえじゃん!と心の中で悪態をつく。


注射をして、染みたなーと思い
次にマスクからへんな匂いがしたなーと思った記憶まで。


目が覚めたら、ぶるぶる震えてとにかく寒くて、手術室を出るところでした。
手術は4時間30分。


ここから悪夢の夜がはじまったのでした。